【浦和】デュシット(DUSIT)「タイ国政府認定」タイ料理

【浦和】「タイ国政府認定」のタイ料理・デュシット(DUSIT)のパネン

 以前、私は地方都市に居住しておりタイ料理のレストランに勤めていました。そのお店は一皿3000円ほどする地方都市にしては少し高級なお店で、本格的な高級タイ料理を食べることができるお店でした。その地方には大きな自動車会社があったのですが、そこのCEOがご家族で食べに来てくれるほど、裕福な外国人にも人気のお店でした。

 そのタイレストランの20歳代前半のタイ人シェフと共に働くうちに、おねえちゃんと弟のような銚子で親しくなり、彼が我が家に遊びに来るようになり、彼の友人や私の友人も交えて親しくなったほどでした。ですからタイ料理やタイについてはずいぶんと色んなことを教えてもらいました。

 そのタイ人シェフが我が家に遊びに来てくれると、タイ料理を作ってくれ、私の友達も呼び、みんなで彼の作ったタイカレーを食べて…と本当に楽しい思いです。

 時々、ファミリーレストランや、エスニック料理屋で「グリーンカレー」や、「トムヤムクン」を真似て作ったお料理が提供されていることがあります。ですが本場通りのお味ではない外国料理も非常に多いのが実情です。ある時、とあるエスニック料理やにそのタイ人シェフと入ってみたのですが、本場の味と違う、ごはんがタイ米(ロング米)でないからカレーと合わないと、ほとんど手をつけなかったのを覚えています。

 ファミリーレストランが「タイカレーフェア」を開催していたので、そのタイ人シェフとそのファミレスでタイカレーを食べたのですが、そこでもタイ人シェフはほとんど手をつけずに残してしまいました

 このファミレスのタイカレーは甘味が足りなかったのでタイ人シェフが卓上のコーヒー用の砂糖を足して味を調えてくれました。ですが問題はお米でした。きちんとロング米が出てきたのですが、そのロング米の品質が悪く、日本人の私でさえ、ちょとこのロング米は品質は悪すぎるのでは?と感じてしまうほど口に合いませんでした。

 保温しすぎてパサパサになっているのかな?と、ご飯を交換してもらいましたが、それでもひどいものだったので、やはり品質の悪いタイ米を使用していたのだと思います。私と彼の働くタイレストランでは品質の良いロング米を使用しており、とてもおいしいことを知っていましたから非常に残念だったことをよく覚えています。

 前置きが長くなってしまいましたが、そういうわけで、タイ料理にはちょっとうるさい私が推薦のタイ料理屋さんです。

店構えはこんな感じで、浦和駅前の裏道を少し入ったところの雑居ビルの3階に、お店を構えていらっしゃいます。

右上のほうをよくみると、木彫の屋根飾りリがあって、これがなかなかのテイストで、非常によろしいです。手前の灯籠には本物の火がつけあって、メラメラと燃えている感じも、なんとなく食欲をそそります。

カウンター席はこんな感じで、南国情緒があふれています。

テーブル席は、若干、品のある感じですね。

 まず、出てきたお料理は「パネン」というカレーに似たお料理。実はこれはカレーではなく炒め物。スパイスの効いたスープのようなものです。ごはんと一緒に食べたりもしますが、ゲーンキョーワン(グリーンカレー)のように辛くはないココナッツミルクの甘みと香りのきいた炒め物です。

 アップにするとよく分かりますが、中央、東南アジアで使われる「ふくろ茸」というきのこが入っています。私はこのフクロタケが大好きなので、パネンを食べる時は「わー、本場っぽいー。」と、少し浮かれてしまいます。

 パネンは、たしか普通のタイ米と一緒に食べるのが一般的だったと思います。ですが、私は「カオニョウ」というもち米を蒸したものと一緒に食べるのが好きなので、カオニョウを頼んで、パネンにひたして食べました。カオニョウは手で握って丸めて、カレーにつけて食べるものだと、上記のタイ人シェフが、お手本を見せながら、笑ってくれていたのがなつかしいです。

ちなみに、カオニョウは、こういうかごに入った状態で出て来るのが一般的です。

次に出てきたのが、「パッタイ」。細めのビーフンをあまからで、ちょっと酸っぱく痛めたものです。干しエビともやしが入っており、砕いたピーナッツで香ばしいアクセントがつけられた麺料理です。このパッタイの平たい麺バージョンを「クエティオ」と呼びます。クエティオの麺の見た目は、日本の麺類ならきしめん、パスタならフェトチーネをイメージしていただければわかりやすいと思います。

アップにしてみると、てっぺんにピーナッツの砕いたものが乗っているのがお分かりでしょうか?個人的には「クエティオ」の方が好きなのですが、このお店にクエティオはありませんでした。残念。

 そして、最後に出てきたのが「ガイサテー」。ピーナッツベースのタレで焼いた、焼き鳥と考えていただければ想像がつきやすいと思います。

 ちなみに、タイ料理の料理名は意外とシンプルで、以下のような組み合わせになっています。

素材名

  • ガイ=鶏肉
  • ムー=豚肉
  • ヌー=牛肉
  • ウンセン=春雨
  • クン=えび
  • カオ=ご飯

調理法の名称

  • トム=煮る
  • パッ=炒める
  • ヤム=混ぜる

これらを合わせると料理名になる

  • 「トム・ヤム・クン」=「煮る・混ぜる・エビ」つまり、エビを混ぜて煮たもの
  • ヤム・ウンセン=「混ぜる・春雨」つまりは春雨のサラダ
  • 「カオ・パッ・ムー」=「ご飯・炒める・豚肉」つまりは豚肉の焼き飯

 というふうに、名前を聞けば料理のイメージが沸くのがタイ料理の興味深いところです。私が食べたお料理はガイサテーですから「鶏肉の串焼き」ですが、高級店では要望に応えてお料理を作ってくれますから「これを豚肉に変えてください」と注文すれば、ムーサテ―を作ってもらえるというわけです。

 そんな、豆知識を持ってタイ料理屋さんに行くと意外と楽しいかもしれませんね。ちなみに、Dusitさんは「タイ国政府認定」のタイ人シェフの方が作っているお料理なのでタイ人が食べても納得のお味です。ですから、タイ人のお客様も時々、お見かけします。ただ、お料理も配膳もタイ人の方の場合が多いので、少しのんびりしている場合もありますが、そこはご愛嬌ということで、上手くコミュニケーションを取りたいものです。

また、広めの座敷もあって、宴会に利用されている方々もいらっしゃいます。

お店情報

ジャンル:タイ料理
最寄り駅:浦和駅から徒歩
TEL:048-832-9007
住所:埼玉県さいたま市浦和区高砂1-8-3 永井ビル3F
営業時間:ディナー 17:00~23:30 ランチ 11:30~14:30 土日営業

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